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2013年9月21日 火打岳

この稜線、惚れ込みます
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9月に入って2週続けての3連休。先週は台風18号の影響で山には初日だけしか山に行けなかった。そしてこの3連休初日に選んだのが、神室連峰の「火打岳」だった。
昨年9月に神室山~小又山周回コースを歩いたが、その時に神室の稜線の素晴らしさに魅了された。もう一度神室の稜線を見たい、歩きたいとの思いから今回は中央部に位置する火打岳を選んだのだ。なお、火打岳は神室連峰の中でも唯一「岳」が付く山である。

さて、当日は午前5時過ぎ、陸羽東線「大堀駅」前にあるセブンイレブンでKIYOさんと待ち合わせ。一路今回の登山口になる「親倉見口」を目指す。大堀駅からは車で10分程と近いところにある。先客無し、登山口近くの登山者用駐車場に止め準備をする。天候はガスが出ているが、回復するだろうと前向きに考えて出発する。稜線歩きが今から楽しみである。

6:22 親倉見口から出発する。この正面の林道を少し歩くと登山口の鳥居が見えてくる
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しばらくは杉林の中を進む
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すると左手の木々の間からキレイな雲海が見えた。といってもこの辺りでまだ標高500m程度しかない。
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6:57 薬師原口との分岐に着いた。ブログ等でよく見かける看板があった。
     これは下山用の矢印なのだと分かった。しかしいつまでこのままなのだろう。
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分岐を過ぎるとブナ林になる。分岐から一旦急な登りがあるが、その後は長い平坦路がある。
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稜線に出る手前で視界が開けた。振返ると最上町が雲海に覆われていた。
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7:46 槍ヶ先に到着。ここでいよいよお楽しみの南北に連なるキレイな稜線を眺めることができる。
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今回の山登りの目的はこの稜線見たさなのだ。ここで10分程休憩し景色を楽しんだ。八森山、杢蔵山方面の稜線。
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そしてこれから進む火打岳方面の稜線を眺める。中央奥に火打岳が見える。
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槍ヶ先からは神室の稜線歩きである。途中ハクサンフウロが多く咲いていた。
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中先へ向かう道で槍ヶ先方面を振返る(中先には看板はない)。
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8:37 大尺山に到着(山頂は稜線からわずかに外れる)。ここまで来れば火打岳はあとわずか。
     目の前に火打岳が現れる。一旦下って再び登る。アップダウンが多いのが神室だ。
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9:07 火打岳山頂に到着。予定よりだいぶ早く、親倉見口から2時間45分だった。
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ここまで誰にも会わなかったが、山頂には先客が一名いた。話をすると京都の方で今朝、神室山避難小屋を5時に出発してきたとのこと。火打岳まで4時間だったそうだ。今日中に杢蔵山へ進み、新庄市内まで降りるという。一日で神室連峰完全縦走とは凄い。少し話をして彼は先を急いで行った(そりゃそうだ)。

山頂から西火打岳方面を眺める。
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そして、小又山、神室山方面の稜線を臨むが雲が掛かって見えない。これが残念だった。いつかは神室山から歩いてみたい。
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9:50 火打岳に別れを告げて下山するが、槍ヶ先までまたアップダウンがある。

大尺山への登りから火打岳を振返る。葉が少し色づき始めている。
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中先を過ぎて槍ヶ先方面の稜線。この景色が標高1100m前後の山で見られるのは貴重だと思う。
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10:44 槍ヶ先に戻ってきた。先ほど火打岳で会った登山者の姿が八森山方面に見えた。
      ここで15分ほど景色の見納めで休憩を取った。
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後は一気に下るだけ。途中のブナ林では根から4本に別れているブナの大木があった。根から別れているのか、4本がくっついたのか良く分からないが。
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11:52 親倉見口に戻ってきた。当初はもっと掛かると思っていたが、お昼前に帰ってきてしまった。
      この後は地元の大堀温泉(350円)で汗を流して、翌日の宿泊地へ車を走らせた。
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神室連峰は標高1200m程度しかないのだが、稜線の姿と風景は2000m級を彷彿とさせる素晴らしさがある。年に一度は歩いてみたい稜線である。春先や秋の紅葉がキレイな時期にもう一度来てみたい。

【参考コースタイム】
親倉見口6:22---6:57薬師原口分岐---7:46槍ヶ先7:55---8:37大尺山8:45---9:07火打岳
火打岳9:50---10:44槍ヶ先11:02---11:29薬師原口分岐----11:57親倉見口
by sharizaka | 2013-09-22 20:54 | 神室連山


山で心を洗ってます。


by sharizaka

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