2015年5月1日 湯殿山
今シーズン3度目の湯殿山。ホントは4回目なのだが、うち1回は車の故障で泣く泣く退散したからだ。
今年の月山界隈は雪が少ない上に、板がベトベトになるとの情報があった。しかしどの程度のものかは理解していなかった。そして今日は久しぶりにnaminokoさんとのツアー。1月・2月と姥ヶ岳や湯殿山のパウダーを一緒に楽しませて貰った。春になり予定も合ったので湯殿山へ三度出掛けることにした。
ネイチャーセンター近くの志津野営場駐車場で待合わせて一台置いて姥沢駐車場へ上がった。リフトは8時からで、ちょっと過ぎた頃に到着。駐車場からリフト乗り場への道で一汗掻かされる。
リフトに乗ってビックリ。下に雪がないところがある。まだ5月初日なのに。
リフト上駅からまずは姥ヶ岳へ上がる。
姥ヶ岳山頂に到着。雪が少ないのが解る
姥ヶ岳山頂からの月山方面。上の方は完全に雪が切れている。
そして目指す湯殿山。手前の斜面に雪がない・・・・。ホントはここから直接装束場へ行きたいのだが。
右手に品倉尾根。こちらも既に雪がない。
姥ヶ岳からは已む無く、一旦金姥へ降りてから廻り込むしかない。
装束場に着いて湯殿山の尾根を見上げる。さてどこから登ろうか・・・・。
さて、実はここまでの滑走で板がこんな状態になっていた。あまりに滑らないのは実感していたが、ソールを見るとこの有様。塊の部分は、板のエッジでこそぎ落した汚れである。成分が良く解らないが、明らかに汚染物質が混じっているのは間違いないようだ。うわさでは黄砂に含まれる成分か、北朝鮮での山火事の成分とも言われるが・・・・。これでは滑るはずもない。
湯殿山へはちょっと右側の藪漕ぎをして上がることにした。
シール貼るのも面倒なのでそのまま担いで上がる。
湯殿山山頂から月山。あらためて雪がないのが解る
そして朝日連峰。
我々が到着してまもなく地元のボーダーが東面へ滑り込んで行った。
今日は東面を滑って、南面を登り返してもう1本滑ろうと考えていたが、先ほどの板の汚れを考えると、この東面1本でいいだろうということになった。まだ時間も早いので山頂で軽くコーヒーブレイク代わりに、ノンアルコールビールで乾杯!
さて、行こう!東面のどのラインを取るか。実はnaminokoさんは2月のパウダーシーズンに滑りたかったラインがあった(その時は自分も行っている)。深雪時は雪崩れの危険もあったため、1本右のラインを滑った。今日は大丈夫だ。少々縦溝が入っているが、naminokoさんがドロップイン!
後はネイチャーセンターまで石跳川沿いを滑っていくのだが、これが大変。ちょっと滑っただけでソールがベトベトに・・・・。途中、リムーバーで剥がすもすぐにくっ付くので、全く滑らずほとんど歩く羽目に。スキーだからいいものの、ボーダーの人は途方に暮れていたようだ。
川はところどころ口を開けている。
川沿いの施設(橋など)の工事が入っており、川沿いに重機が入るよう道が出来ていた。
滑らないながらも何とかネイチャーセンターに到着した。
今日は今までに経験したことのない雪に苦しめられた。東面は幸いべた付かなかったで滑りは良かったが、他の斜面は悉くダメだった。話に聞いていたのでリムーバー持参で行ったものの、それを上回る強力な粘着物質であった。これは明らかに環境問題だと思うのだが・・・・。今シーズンの月山・湯殿山界隈はあっという間にシーズンが終わってしまいそうだ。
by sharizaka
| 2015-05-05 17:27
| 月山山系
山で心を洗ってます。
by sharizaka
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