2015年6月13日 燕岳・大天井岳(中房温泉~燕山荘~大天井岳・燕岳)

今年も夏山はじめました in 北アルプス!
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燕岳は「つばくろだけ」、燕山荘は「えんざんそう」、さて、大天井はナント読む・・・・?。

最近、車の故障や体調不良(たぶん転勤の疲れが・・・・)が重なり、3週間も山に入らない日々が続いた。ようやく体調(というかモチベーション)が良くなり、山欠乏症の症状が現れはじめたので、今シーズンの夏山歩きを始めることにした。

今シーズンの夏山歩きは、せっかく富山に来たのだから北アルプスでしょ!という訳で、誰が言ったか知らないが北アルプス入門編の「燕岳」を選んだ。これを自分の中で北アルプスへの第一歩としよう(前回の白馬岳はスキーだったので別)。

山欠乏症のため金曜日は午後半休をいただき、一路安曇野市の中房温泉を目指す。富山からは安房トンネル経由で約3時間半。途中、松本市のカモシカスポーツに寄ったりで、中房温泉についたのは20時頃となってしまった。第一駐車場は10台程度が停まっていた。星空も見えるので明日の山登りが楽しみである。

翌朝はまだ暗い午前3時に起床。燕岳ならこんなに早く起きなくても良いのだが、実はもうひとつ、「大天井岳」も頭にあったからなのだ。燕岳との分岐の燕山荘からでも片道5km以上あり、コースタイムも3時間ほど。もし行くとなれば早出をしないと間に合わないという訳だ。ネットで事前情報を入手していたので、燕山荘到着時点で天候が安定している、体力に問題ないと判断できれば、大天井岳へ向かうことにしていた。

午前4時半、駐車場はこんな感じ。だいぶ車が増えてきたが、この時点で満車になることはなかった。
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4:34 少し車道を歩いて中房温泉から出発する。トイレは駐車場にも仮設があるが、中房温泉前にも立派なトイレがある(手洗いも)。
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このルートには所々ベンチがあり、「第一ベンチ」「第二ベンチ」などと名前が付いている。休憩の目安になるだろう。
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第二ベンチを過ぎた頃陽が差し始めてきた。合戦小屋までは樹林帯を登る。風も当たらないので、日が出る前にできるだけ登っておきたい。
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富士見ベンチ(第三ベンチの次)を過ぎると木々の間から大天井岳、常念岳方面の稜線が眼に入ってきた。大天井岳は見るからに遠い・・・・。
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6:12 中房温泉登山口から約1時間半。合戦小屋に到着。ここで一息入れる。まだ朝早く誰もいない。ここは宿泊はできなが、トイレや売店もある。さすが北アルプス。
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合戦小屋を過ぎると登山道上に雪が所々に現れるがアイゼンは必要ない。
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燕山荘直下になると左手に槍ヶ岳が見えてきた。
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7:03(中房温泉から2時間20分) 燕山荘に到着。奥に見えるのが燕岳。
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燕山荘から眺める山並み。素晴らしいの一言。
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予定より早く燕山荘に到着できた。天気は申し分ない。体調も万全だ。という訳で、休憩後は天気のいいうちに大天井岳を目指すことにした。ここからのルートがいわゆる「表銀座ルート」と呼ばれて槍ヶ岳へ通じている(槍ヶ岳までは無理だけど)。右手に北アルプスの山並みを見ながらの贅沢な稜線歩きが楽しみだ。しかし燕山荘から大天井岳までは片道5km以上もある。


7:15 燕山荘を出発。槍ヶ岳を正面に見ながら表銀座ルートを進む。この景色、堪らない!
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そして右手には・・・・もう贅沢と言うしかない。
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7:31 大下りの頭からみた大天井岳。ここから一気に下り、再び登り返していくのだ。ここからでも3.5kmもある。
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大天井岳山頂までの道だが、左に夏道が見えている。しかし途中にかなり急な雪面があり、あれをトラバースするのはかなり危険に思えた。大天荘へはあのルートなのだが、雪が残る時期は山頂へ直登するとの情報を得ていた。
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ここが、大天荘方面(常念岳)と大天井ヒュッテ方面(槍ヶ岳)への分岐になる。ここを常念岳方面へと進む。途中からはトレースを辿って山頂へ一気に上っていく(先ほど見えた夏道は通らない)。
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9:20(燕山荘から2時間5分) 大天井岳頂上に到着。「大天井岳」、読み方は「おてんしょうだけ」である。
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まずは正面に槍ヶ岳、穂高岳など、名立たる山並みが間近に迫る。
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水晶岳・野口五郎岳の間から奥に薬師岳が見えた。有峰林道が開通したので、近いうちに登ってみたい。
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北には高瀬ダムの奥に鹿島槍ヶ岳
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南には百名山の常念岳が間近に見える。
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そしてやっちゃった、今シーズン初山頂ジャンプ!
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10:10 頂上に1時間近くも滞在してしまった。ここまで来る人はそう多くないので静かであり、この絶景を見ていたら時間がたつのも忘れてしまうのも無理もない。まだ帰り道は長く、燕岳も寄らなければならないのでそろそろ出発しよう。燕岳への稜線が素晴らしい。
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実はこのルートにはこんな岩がある。登山道はこの二つの岩の間を抜けている。この他に蛙岩(げえろいわ)など、変わった形をした岩が点在する。
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12:26 燕山荘に到着。すると空に彩雲が見えた。
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お昼を過ぎたこともあり、山荘前は多くの登山客で賑わっていた。ここで何より悔しいのは、あちこちで生ビールの大ジョッキを飲んでいるのだ!。この景色をつまみに大ジョッキは最高に違いない・・・・。しかし日帰りの自分にビールが飲める訳もなく、グッと我慢するしかなかった。次回はぜひ泊まりで来よう!

13:13 帰りのこともあるので、そろそろ燕岳へ向かうとする。燕山荘の目の前なので気負う必要は全くない。右に向かっている人は山荘下のテン場へ行く人たち。
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山頂下にある、メガネ岩。岩の壁に二つの穴が開いている。
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山頂直下の岩の上に雷鳥。この時期は雄が見張り番をしているので、よく見られるとのこと。
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13:36 燕岳山頂に到着。この山は花崗岩でできており全体を白っぽく見える。岩と砂で構成された変わった山だ。
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14:04 燕山荘に戻ってきた。ベンチは先ほどより幾分静かである。下のテン場では今宵の宿の準備をしている登山客が多くなってきた。この時期は雪の上に張るのが決まりのようだ。
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14:20 燕山荘を後に中房温泉へ向けて出発。ここでの景色はホントに素晴らしかった。この山が入門編と言うのも、ここからの景色を見れば山登りを続けたくなるのからだと解った。
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14:50 合戦小屋でトイレを借りる。この頃から虫が付きまとうようになった。そろそろそんな季節なのだろう。
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16:05(燕山荘から1時間45分) 一気に駆け下りたかったが、富士見ベンチあたりから足が痛み始めて、普通のペースでしか歩けなくなってしまった。何とか我なく無事帰ってくることができた。
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今日は終日天気に恵まれ、3週間ぶりの山歩きにしては充実した一日であったのと同時に、自分の体力の程度も解った。これから夏山シーズン本番、北アルプスは登山客でごった返すのはしょうがないが、せっかくこちらにいるのだから、できるだけ歩いてみようと思う。

後片付けをしたら車で少し下にある「有明荘」で一日の汗を流した(~17:00まで 620円)

さて、次なる頂はどこにしようか。

【参考タイム】
中房温泉口4:43---5:00第一ベンチ---5:15第二ベンチ---5:33第三ベンチ---5:53富士見ベンチ
---6:12合戦小屋---7:03燕山荘(2時間20分)
燕山荘7:15---8:50分岐9:20大天井岳頂上(2時間5分)

大天井岳頂上10:15---12:26燕山荘(2時間11分)
燕山荘13:13---13:34燕岳山頂(21分)13:45---燕山荘14:04(19分)
燕山荘14:20----14:49合戦小屋---16:05中房温泉(1時間45分)
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by sharizaka | 2015-06-13 21:57 | 長野県の山 | Comments(2)
Commented by デンキ at 2015-06-15 21:19 x
なんとも羨ましい。山好きには最高の場所ですね。
鳥海山に近いのも羨ましがられますが、山のスケールが違いますね。
自分は来月槍ヶ岳を計画しています。
秋田から9時間近くかかり往復が大変です。
Commented by sharizaka at 2015-06-16 20:03
>デンキさん お久しぶりです。
鳥海山も素晴らしいですが、北アルプスも絶景でしたよ。
来月は槍ヶ岳遠征ですか。私も空模様と相談しながら今シーズン中に一度は行きたいと思ってます。
富山からは上高地行きのバス乗り場(平湯)まで2時間半です。


山で心を洗ってます。


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