2014年7月19日 朝日連峰(1日目 泡滝ダム~以東岳~狐穴小屋)

往生際が悪くて、歩いてきました
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まだ梅雨が明けない東北地方。当然のように天気予報はコロコロ変わる。それでもせっかくの3連休、何とか泊りがけ山を歩きたい気持ちで、朝日連峰へと向かいました。朝日連峰は昨年、古寺鉱泉から大朝日をピストンしただけで、まともに歩くのは3年振りです。今回はまだ未踏の泡滝ダムからのコースを選択しました。

さて、前日の金曜日はこれまたGood Job!で山形県大江町で夕方まで仕事。その足で月山を越えて泡滝ダムを目指したのでした。しか~し!国道付近は至った穏やかな天候だったのが、大鳥集落を過ぎて林道に入る頃からドシャ降りに。一応この目で泡滝ダムの場所を確認すべく、真っ暗なダートコースを泡滝ダムへ。着いた頃にはもう暗くなっており、この雨で土砂崩れ(先日あったばかり)があったら帰れなくなることを考え退避。一旦、道の駅月山まで戻りました。明日からの天候は期待できるわけもなく、そのまま「帰宅」の文字が頭をよぎったものの、結局道の駅で車中泊。朝の天候がダメなら帰ろうと思って眠りに就いたのでした。

そして19日の朝、道の駅で目覚めるとやはりこちらは大丈夫だ。意を決して再び泡滝ダムへ。着いて雨だったら諦めも付くのだが、なぜか雨は止んでいた。ちょうど朝日屋に泊ったご夫婦が出発するところに遭遇。それを見たら自分も行かない訳にいかないと思い立ち、出発の準備を始めた。こういう気持ちで進んではいけないのだが・・・・、ホントに往生際が悪い。

ご夫婦に遅れること45分(6:15)、いよいよ朝日連峰へ足を踏み入れたのです。駐車場には自分の車と、おそらくタキタロウ山荘の管理人さんのものと思われる車の2台しかありませんでした。
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ダムの脇からいよいよ朝日連峰へ進みます。
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はじめは川の右岸に沿って道が続きます。何ヶ所か沢を渡りますが、ザレているところがありますので、注意しながら進みます。
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以前にも書いたが、自分の苦手なものに「吊橋」があります。このコースにはナント2つもあるのです!。その一つ目が「冷水沢橋」。足板はアルミの板で、そこそこ揺れます。そうは言っても何と渡りきりました。
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ここから先には3ヶ所ほど水場があり、柄杓がおいてあります。ここで喉を潤します。
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続いて2つ目の「七ツ滝沢橋」。先ほどと同じような感じの橋です。2つ目になると少し慣れてきたかな。ここで、先ほどのご夫婦に追い付きました。
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しばらく林道を歩くと最後に「七曲」が出てきます。大鳥池小屋手前のちょっとした登りが九十九折で続きます。この頃から、雨が強くなってきて合羽の上着を羽織り、ザックカバーを付けます。
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七曲を過ぎればまもなく大鳥池(タキタロウ山荘)に到着です。ですが、実はこの頃が雨足が一番強く、先へ進むかかなり悩みました。何だかんだ言ってもここまでは単なる林道で、山登りはこれからなんです。
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食事をしながら40分ほど思案した結果、雷や大雨の場合は以東小屋に逃げ込むことを想定して出発しました(以東小屋は非常時以外宿泊禁止です)。
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出発は9時ちょうど。大鳥池の周りを歩くと直登コースとオツボ峰コースの分岐に出ます。直登コースは一ヶ所徒渉があります。この時期は水量が多い時期でもあり、安全なオツボ峰コースを進みます(こちらの方が遠回りですが)。
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コースに入るなり急な登りがしばらく続きます。1時間近く登ると樹林帯を抜け、右手に以東小屋が見えてきました。このコースは概ね右手に以東小屋を見ながら登ることができます。
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振返ると大鳥池が見えます。結構登って来ました。この頃になるとは雨が止み、上着を脱いで歩くことができました。この調子なら狐穴まで行けそうです。
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水場に到着ですが、雪渓の下なので降りずにスルーします。
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これから登る稜線です。まだまだ先は長いが、先が見えるのはありがたいです。
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ようやくオツボ峰に到着。ここは天狗小屋に抜ける分岐ですが、ハッキリ言って廃道です。
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ここまで来れば、あと一登りで以東岳です。がんばりましょう。
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大鳥池から3時間20分で以東岳山頂に到着です。3年前同様景色はなし・・・・。ここから大鳥池を見たかったんですけどね。
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山頂から一旦、以東小屋へ降りてランチタイムとします。ちなみに、以東小屋は現在、非常時以外は泊ることはできません。話では今年中に解体することが決まっているそうです。一日も早い復活を期待したいところです。ここを使えないと、大鳥池から狐穴まで小屋がありませんので、結構辛いんです。
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お腹を満たしたら、いよいよ狐穴小屋へ出発です。再び以東岳へ登り、大朝日方面へ向かいますが視界はご覧の通り・・・・。
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ところどころで花々が気分を癒してくれました。
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時折ガスが切れて、朝日の稜線がちょっとだけ顔を出します。もっと晴れろー、と思ってもダメですが。
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中先峰に到着です。狐穴小屋まではもう少しです。
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お、もっとガスよ切れてくれー!と叫んでも・・・・。
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アップダウンを繰り返し石畳が現れるとまもなく小屋に到着ですが、その前に幅50m程の雪渓が現れます。間違って下に降りる人がいるそうですが、ロープが張ってあるので真っ直ぐ進みます。
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泡滝ダムから8時間35分、14:50に無事、狐穴小屋に到着です。先客はおらず、本日一番乗りでした。
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そして15時半頃から続々と登山者が到着。まだ明るいので片付けなどしながら外で寛ぎます。でも、まずはビールですね。結局この日は1階に4人組と、2階に5名の計9名でゆったりと過ごすことができました。
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夕方少し明るくなったので2階の窓から眺めたら太陽が僅かに顔を出してくれました。明日は天気が回復してくれることを期待しながら床に就いたのでした。
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【参考コースタイム】
泡滝ダム6:15--->8:25大鳥池9:00--->11:15オツボ峰11:25---12:20以東岳----12:23以東小屋
以東小屋13:07---13:12以東岳---14:10中先峰14:15---->14:50狐穴小屋
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by sharizaka | 2014-07-21 15:58 | 朝日連峰 | Comments(0)


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